Kiwi English-ニュージーランドの英語フレーズをマスターしよう!
ニュージーランドで日常的に使われているフレーズを例文と一緒にまとめて紹介しようと思います。
ニュージーランドで留学、ワーホリもしくは移住を考えている方はどうぞ!
私個人の経験でインターネットで見たKiwiスラングは、古かったり使われていないものが多かったなと印象を受けたので、今回はオークランドの出身の彼の協力を得て、彼が日常的に使うものだけを選び、最新版として紹介してみようと思います。
オークランドはニュージーランド1の都会なので、地方ではもっと多様な表現、昔ながらのものも多く使われているかもしれません。
ニュージーランド英語 基本編
このページでは絶対に知っておきたいフレーズを紹介します。
① No worries!
(=No problem./Don’t worry about it. 心配しないで/大丈夫)
Kiwiの間で本当によく使われます。知っていた方も多いのでは。
日本語で「大丈夫」というシーンでそのままNo worries.と使えます。
先日私がパンケーキを作っていて、パンケーキをひっくり返したときにもう一枚のパンケーキの上に重なって失敗して慌ててる私に彼が
No worries. No worries.と声をかけてくれました(笑)
A :Thank you very much.
B : No worries!
というのも日常的でYour welcome.と返すよりもずっと好まれている表現です。
② ~ as!
読み方は「ア*ズ!」です。*アとエの中間の音
意味がいくつかあります。
Sweet as.
代表的な使われ方がSweet as.です。thanks/okay/no worries/nice/awesome など意味がその場面で変わります。
(例) Awesome の意味
A: I've got the result back. I got an A! (テストの結果返ってきた。Aとれた!)
B: Sweet as! (=Awesome!)
(例)Okay の意味
A: I'll ba back home before dinner. (夜ごはんの前には家に帰るよ。)
B: Sweet as.(了解)
Expensive as, aye!
(めっちゃ高いね!)
asは他の形容詞とや文の最後に使うこともできます。really/めっちゃ/すごい、のような強調の意で使われます。
(ayeの説明は次の③で紹介)
深く考えると、「え、文法的に理解できない。」となって、自分で使うのに抵抗があるかもしれませんが、as=「!」と捉えるようにするとすっきりします!
It's expensive!! みたいな。
言う時はアーズ!みたいにasの部分を強調的に伸ばしながら言う感じなので、ピリオドの代わりの!を意識してみてください。
文法的に解釈すると、これはSimile(スィマリー)という
(be動詞)+as 形容詞 as+ 名詞
(例)It is as black as ink.
(インクのように真っ黒 <黒さを強調したい>)
オーストラリア/ニュージーランド人はSimileをアメリカ人などよりよく使うらしいのですが、それの省略版です。
③ aye?/Eh?
読み方はどちらも「エイ」です。使われ方は主に2種類あります。
aye! (文末にくっついて)
(= right?/ね)
right? や日本語の「ね?」と同じように使われます。なので、答えが自分でもわかってる時/同調を求める時/確認を求める時に使われます。
(例) 答えが分かってる/同調を求めている の意味
I'm just wasting time, aye?!
(ただ時間の無駄になってるだけだよね)
[何かの動作をしながらとか]
レトリカルクエスチョン(=相手の答えを求めていない疑問文)です。
(例)確認の意味
We're still going out tomorrow, aye?
(予定通り明日遊びにいくよね?)
(注意)ストーリーを語るときの right の意味ではayeを使いません。例えばこんな時 、So, I went to the job interview today,right? This interviwer...のrightの代わりにはなりません。
Eh? (単独で)
(=えっ?/なんて?)
なんとエイ?だけで「えっ?/なんて?」と聞き返すこともできます。カジュアルな場面で使えます。
エイの一音ずつを文末のayeの時よりしっかり/ゆっくり言うイメージです。
この使い方のEh?は少しマイナーな気もしますが、耳にすることはあります。だから知っておくといいという意でここに載せました。私個人的にこれを使うのは少し躊躇します。(笑)
聞き返すフレーズとしては
Sorry? / What was that? / Could you say that again? / Could you repeat that, please?
/Pardon?などが使いやすいですね。
eh? aye? 「エイ」のスペルは何が正しい?
私の語学学校の先生はehとayeがよく使われているけど、正しくは「eh」と言っていました。
私の彼は「aye」と綴るの好きで、ayeしか使ったことない、ehは変と言うので、
私もayeを使っています。
その他にもayeの綴りはたくさん存在するので、みなさんがいつも一緒にいる人に
合わせて使っていたらいいのではないでしょうか。笑 発音はとにかく共通で、ビジネスメールなので使われるようなフォーマルな言葉でもないので。
④マオリ語ワード
オークランドでマオリ語だけを話せて、英語が理解できない人はほとんどいないらしいのですが、英語に混じって日常的に使われている言葉が複数あるので紹介します。
Kumura
「クムラ」と読んで、「さつまいも」のことを指します。ニュージーランドでさつまいものことをSweet potatoとアメリカ英語のように言うことはありません。
彼も初めてSweet potatoと聞いたときはまさかKumuraのことだとは思わなかったそうです。スーパーでは日本のように,甘いねっとり系のオレンジ色のさつまいもとほくほく系の黄色のさつまいもが売られていました。
Kia ora
「キオラ」と読んで、意味は (Hello)です。日常で多用されているかというと全くなのですが、みんなが知っているフレーズです。
オークランドの空港の到着口にも’Kia ora’ のサインボードがあります。
マオリ語はNZ政府が力を入れて言語を守ろうとしているので、電車にはマオリ語アナウンスが英語に続いて流れます。マオリ語は日本語と発音が似ていることが分かります。
ニュージーランドでは多くの地名がマオリ語であり、ローマ字読みすると、マオリ語っぽく読めます。笑 ただ、英語読みの人が多いかもしれません。
おまけ
Kiwi
キウィと聞くと何を連想しますか。果物?
Kiwiは「ニュージーランド人= New Zealander」を指します。
ニュージーランダーは長すぎるのでニュージーランドの鳥、キウィに由来するKiwiという言葉を彼らは好んで使います。
キウィ 〈鳥〉 =kiwi
(人か鳥かは会話の内容で見分けられる。)
キウィ〈果物〉 =kiwi fruit
(果物の時にfruitをつけないと「えっ?」ってなります。)
おわりに
今回はこのへんで終了します。続編も作る予定です!
発音についてはカタカナ表記も、説明も難しく、この記事を読んだだけで正しい発音をするのは不可能だと思います。(私も素人なので)
ただ、この記事を読んでこのようなフレーズや意味を頭に入れといてもらえれば
Kiwiが使った時に「あ!」ってなってもらえればと思いまとめました。